オーストラリアのアーネムランドに住んでみたらヤバすぎた!ありえない体験の嵐レポ

オーストラリア・国立公園滞在記

オーストラリア北部、ノーザンテリトリー州 (Northern Territory) にあるアーネムランド (Arnhemland) に住んでみました。
オーストラリアに観光旅行に行く人は誰も聞くことのない土地の名前でしょう。
おそらく他の州のオーストラリア人でさえ知らない、訪れた事のない土地、日本人の私はそれはそれはとっても貴重な体験をすることが出来ました。

今回は乾季の観光シーズンに入る前に、観光客を迎えるためのキャンプ地の準備をするスターターチームのボランティアとして、なんと3か月も住んできました。

  • 日本ではとっても体験できない事をしたい人!
  • 日本ではみることの出来ない景色、野生動物を観たい人!
  • 大自然の中で生活してみたい人!

こんな方は是非ともこの先の私の体験談を読んでみてください。
ワーキンホリデー中の英語力ゼロの私が何も知らずにオーストラリアのやばい土地で生活してみたよ。

オーストラリアのアーネムランドってどんなとこ?

ここからがオーナーのチャーリーの土地です。私有地なんだけど、広すぎてわかりにくい。。。

上の写真がファーストネーション、先住民であるこの土地の継承者、チャーリーの私有地の入り口です。
この土地は代々受け継がれてきているんだけど、もう広すぎてどこからどこまでとかさっぱり分かりません。想像できるでしょうか?道とか建物とか、これといってないんですよ。
ただの土地なんです。
森なのか?サバンナなのか?とにかく自然なんです。
きっとこれが本来あるべき地球の姿なんだけど、コンクリートジャングルに24年も住んでいた日本人のわたしには、とってもとってもショックな光景でした。

看板には、、、

Registered Sacred Site
Beyond this point lies an area of traditional significance to Aboriginal people.
Under section 31 of the Aboriginal Sacred Sites Act (NT) 1978, unauthorised entry upon a sacred site carries a penalty of $1000.

簡単に言うと、
ここからはアボリジナル人の所有地なので勝手に入ると罰金が1000ドルかかります。
っていう警告ですね。

この場所をもっと詳しく説明すると、ここは西アーネムランド、マウント ボルダイル (Mount Borradaile)というところです。
ディビッドソンのアーネムランド サファリ (Davidson’s Arnhemland Safaris) というツアー会社がこの大自然の中にキャンプ地を設立して世界の観光客を迎えていました。

上の写真はツアーでよく行く川から見える景色です。
ディンギーと呼ばれる小さなボートでこの大きな川を進んでいきます。
大き目のボートもありましたが、観光客の数に合わせてボートを変えていたんだと思います。
途中には水草やスイレン(water lily)の花たちが水の表面を覆っているんです。
上の写真で分かるように、表面をずーっと覆っていてボートを運転してくれてるスキッパーの方はどうして進む方向が分かるのか?いつも不思議でした。


もう息を飲むくらい美しいでしょ?
世界各国からこの素晴らしい大自然を観に、
オーストラリアの先住民の生活跡、とっても古い貴重な壁画を探検しに、
大自然にひそむ珍しい野鳥を観たい人が集まってくるツアーだと思います。

上の写真はレインボーサーペント Rainbow Serpent。
ファーストネーション、オーストラリアの先住民達の古くからの言い伝え、ドリームタイム(Dream time) の一つ。

ドリームタイム (Dream time) とは、
オーストラリアの先住民の先祖の霊が土地を越えて進歩し、生命と重要な物理的な地理的形成と場所を想像した時を表しています。
伝説に生きる霊の祖先の過去は、物語、芸術、儀式、歌を通して受け継がれています。

わたしの見た、このレインボーサーペントの壁画は本当に大きくて、寝っ転がって全体を取ろうと頑張ったのに、それでも写真に納まらないくらい大きな壁画でした。

そしてこうした壁穴にオーストラリアの先住民の人達は暮らしていて、雨、嵐、強烈な太陽の日差しを防いで暮らしていたんですね。

当時の私は本当に英語力がゼロなので感動はするものの、このツアー会社のオーナーでもあるガイドのマックス (Max)さんの言ってる説明なんて全然わかりませんでした。
とっても古くて貴重なものなんだな!ってくらいしか理解してなかったですね。

レインボーサーペント

オーストラリアの先住民の中で最も強力で普及している祖先の存在の1つと見なされています。

この偉大な祖先が6000年前にさかのぼることを特徴とするロックアートは、世界で最も古い継続的な宗教的信念の1つとなっています。

具体的なドリームタイムのストーリーは、それを伝える先住民グループの気候と文化によって異なりますが、いくつかの共通のスレッドが存在します。

https://www.kateowengallery.com/page/rainbow-serpent より引用

しっかり知りたかったのでGoogleで検索してみました!
本当にすごい壁画だったんですね。それをこの目で見れて写真に残せた私はやっぱり、とってもラッキーだったんだあ。ドリームタイムストーリーはオーストラリアのアボリジニー達を語るにはなくてはならない物語、この事もいつか書けたらいいな♪と思います。

アーネムランドの場所とアクセス方法

アーネムランド (Arhnemland) は オーストラリア、ノーザンテリトリー州の歴史的地域。ノーザンテリトリーの最北端を形成する大きな半島の東半分のところです。

ダーウィン (Darwin) からこのキャンプ地のあるマウント ボラデイルまでは350キロメートルのドライブですが、ここへの到着のほとんどはセスナと言われる小型の飛行機になります。


ダーウィン空港のすぐ横にある航空会社で、ここからセスナの乗って出発します。

クイーンズランド州から飛行機でノーザンテリトリー州のダーウィン (Dawin) に着いてからユースホステルに泊まっていました。
今回お世話になる会社のオーナーさんが送迎車でユースホステルから小さいセスナと言われる小型飛行機が出発するエアポートまで送ってくれました。
そこでは私のスーツケースがバカでかくて人を乗せるか、スーツケースを乗せるかかで話し合っていました。(笑)
なんせ、セスナは小さくて、パイロットとスターターチームのもう一人のガイドと私のスーツケースと食料に決定しました。
オーナーのマックスとシェフのロイは後から来ることになりました。

アーネムランドを上から見るとこんな感じです。青い緑だけしかない。

上の写真はセスナから撮った写真です。
小さいから揺れる!産まれて初めてあんなに小さな飛行機に乗りました!
落ちるんじゃないかと怖かったけどせっかくだから写真とりました。
見てわかるように、本当に何もないんですよ!自然、自然、自然のみ。とっても濃い自然。

ダーウィンから30分くらいでこのキャンプ地までくることが出来ました。

ここがアーネムランドの滑走路です。
ただの空き地のようにしか見えませんが、これでも立派な飛行場なんです。
草が刈られていてとても長くランウェイがあってセスナが走れるようになっていました。

そして自衛隊の車か?アメリカの映画でみたことのあるようなサファリな車に乗ってキャンプ場まで向かいました!普段に移動するのもこのサファリカー!


もうこの時点で私はとっても場違いなことを察しました。
サファリな恰好をしているみんなの中に、大きなスーツケース、スカート、お気に入りだったアナスイのラメpinkのパンプスをはいてる日本人。
英語力ゼロな私は自分がどういう所へ向かっているのか、さっぱりわかっていませんでした。( ̄▽ ̄;)

アーネムランドの気候やそこでの服装は?

オーストラリアのノーザンテリトリーの北部、アーネムランドの気候も熱帯モンスーン気候です。
乾季と雨季があり、ほとんど暑いので夏だけしかないと思ってくれて良いです。
5月から10月は乾季なので、観光客がノーザンテリトリーに訪れるには最高の季節です。
雨が降ると道が水で溢れてしまい通行できなくなってしまいます。
最悪の場合、道の反対側に行き度目をくらってしまい身動きが出来なくなってしまうくらいです。
もちろんレンジャーもチェックしてくれますが、天候チェックはとっても大切です。

服装は軽装が良いです。わたしは日光アレルギーがあったので長袖に長ズボン。
他の観光客の人から何故この子はこんなに厚着しているんだ?ってガイドの人に聞いていたのを私は知ってました。。。それくらいの英語は分かりました。(笑)

日中は日差しが本当に強いので日焼け止め、日光アレルギーのない人でも日本人、アジア人なら身体を覆う服装でくるかもしれないですね。
わたしが滞在していた時に、ここアーネムランドでアジア人のお客を見たのは一度だけ!
どこかの公務員の方が取材の為に来ていました。
その人たちも私が居た事にとっても( ゚Д゚)ビックリされてました。
値段は忘れてしまいましたが、とっても高いツアーらしいです。

アーネムランドで生活していたときの食生活は?

シェフのロイさん。
ロイさんは会計、ガイド、この他にもいろいろやります。
たいてい彼が晩御飯をいつも作ってくれました。
とっても美味しかったことしか覚えてなく、残念ながら写真は残ってないです。

見ての通りここがキッチンで、ガスコンロが二つありますね。
シルバーの方が大きくて商業用っぽい、白い方は家庭でもよくみるタイプです。
日本には馴染みのないオーブン機能がガスコンロの下に配置してあります。

食料はダーウィンからセスナ、または車で運ばれてきます。お酒もありました。
毎回デザートもあったように記憶があります。ホントに美味しかったです。

※お酒はこの地域には通常持ってこれません。この地域のアボリジニーの方たちの生活にお酒は禁止されています。このキャンプ地だけ特別にお酒のライセンスをとっているためにお酒を飲むことができます。

ここがダイナーです。
朝食はコンチネンタルといって、インスタントコーヒー、ティー、シリアル、トーストなどです。
各自自由に朝食をとり朝のツアーまでのんびりすごします。

はじめての釣り!こんなに大きなバラマンディが釣れました。

人生初の魚釣り
この日は魚釣りが個人的にも大好きなガイドの一人のグレッグ(Greg)に魚釣りを教えてもらいました。
方法は、餌もなし、プラスチックの虫のような模型を針につけてボートを走らせてるだけ!
それだけで魚が釣れてしまうんです!
人生で初の魚釣で、いつ釣れるのか分からないまま3分後くらいに引き上げて見たら魚がすでに食らいついてました!

上に写真がその魚です。
バラマンディ(Barramandi)という魚でオーストラリアではとっても人気の魚です。
立派な魚でしょ?わたし誇らしげです。( ´艸`)

そして新鮮なまま魚を持っていきたいので、生きたままボートの端に結んでおくんですが、
クロコダルが魚をめがけてボートを追って来るそうです。Σ(・□・;)
なので魚がまだちゃんとボートにくっついているか確認しながらボートに乗っていました。(笑)

焚火はBBQ
どうですか?バーベキューセットとかないですよ。
枯れ木、枯れ葉、ぺーバーバークを集めて火を起こし、炭を作ってそこに釣ってきた新鮮な魚を乗せて焼きます。
ペーパーバークはこの辺りには沢山生息していて、簡単に見つけることが出来ます。
木から皮をはいでお皿代わりにして魚をのせて食べました。
ホント自然の中での生活の知恵ですね、あるものを使うって素晴らしい!

オーストラリアのアーネムランドに住んで感じた衝撃体験

わたしは日本の関東地方で産まれ育ち、そこの生活が普通でした。
渋谷の眠らない街で毎日夜遅くまで働いて、スクランブル交差点で人の多さに眩暈がしていた生活から、ここオーストラリアの大自然、人より野生動物の数が多いアーネムランドでの生活。

ここではオーストラリアのアーネムランドに住んでみて感じた衝撃体験をお伝えします。

  • 宿泊先はテント?
  • ヘビとの遭遇!
  • バッファローとのニアミス⁉
  • 野生動物と友達になる?
  • スーパーマーケットは無い!
  • 英語力は必要ない?

宿泊先はテント?

ジャー――ン!!ことらが私の宿泊先であるテントです。
ドッキリとかじゃなくて、ここに3か月住むらしいです!

周りはキレイに芝刈りされていましたが、本当に何にもない所なんです。
とってもしっかりしたテントで、雨よけに屋根みたいなシートがテントの上についていて、日陰にもなっていました。
わたしの青い荷台車も一緒です♡ 家の前にちゃんと駐車してました。( ´艸`)

テントの中はけっこう広かったですよ、シングルベッドが余裕で二つ入るスペースです。
夜は星空の明かりと、虫の合唱で眠りに落ちて、朝は鳥のさえずりで起きるんですよ。
毎朝6時にはパッと起きてたと思います。自然の中ってけっこうウルサイ!!(笑)

ヘビと遭遇!

わたしのお家、マイテントに蛇が!
しかも私はこの床に座ってたんですよ!

テントはちゃんと閉めておくように!してましたが、ほんの少し下の方が開いていたのでしょう。

この時、私は休憩してたの。
いつものように床に座ってベッドを机かわりに日記でも書いてたら、何か足のあたりにスルゥーっ触ったから何かな?って見たら  (@ ̄□ ̄@;) !!!!

もう私はベッドの上でした。
もう声にならないよね、本当にビックリした時って!
しかもちゃんと写真とってる私に乾杯 。(笑)

この写真はベッドの上からのショットだけど、ちゃんと見えるでしょ?
何とかテントから逃げて、キッチンにいたロイさんにお願いして蛇をテントから出してもらいました。

はぁ~ (*´Д`)、

バッファローとニアミス⁉

これは何の足跡だか分かりますか?
靴の方は私で24㎝のアディダスの☆のマークが入ったお姉ちゃんからプレゼントしてもらったスニーカーです。(*^▽^*) そうじゃなくて、その隣のほうです!
これはバッファローのヒズメの跡です。

日中にお散歩しに出たんですよ。
何となく道っぽいところを気の向くままに歩いて帰ってきたら、自分の足跡の横に大きなヒヅメの跡があるのを発見して写真をパチリと撮って、みんなに見せてあげようとワクワクしてました。

キャー( ´艸`) ステキな写真と思ってみんなに話したら。。。

みんなの顔はかなり真面目で、バッファローと直面してたら死んでたよ!って怒られました。
わたしが歩いていたのは動物が歩くアニマルトラック。
おそらくバッファローは私の存在にも気付いていて、私は呑気にお散歩していたという。

野生動物と友達になれる?

ここアーネムランドにも野生の犬、ディンゴ(Dingo)がいます。
犬みたく吠えませんが、遠吠えをすることが出来ます。
この子の名前はソックス。足に白いマークがあって靴下はいてるみたいだから!
わたしがキッチンの生ごみを森の奥に捨てに行くのを知っているんです。
だから、それが目的で待ってるのです。
いつも一定の間隔が私とソックスの間にはありました。
近くにいるけど、近すぎない。
わたしが一方的に決めた野生動物のお友達です。

スーパーマーケットは無い!

ちゃんとこういう場所だと分かっていたなら、ダーウィンにいたときにお菓子や可愛いシャンプーとか買っておけば良かったです!
ここにはスーパーマーケットどころか、テレビの電波も、携帯の電波も、街灯も何もありません!

ですが、先住民の人達はここでずーっと暮らしていたんです。
何も不自由なことは無かったのかな?
わたしはその秘密を少し教えてもらいました。

スーパーマーケットはここにある!?
この大自然と野生の動物と一緒に生活してバランスをとっているんですよ。

これはある草をちぎって水と揉み揉みすると泡になって石鹸のように使える草なんです。

このオレンジ色の実も食べられるものだったと思います。英語がね、あんまり分からなくてね、この当時は。

歩いている時にマックスが見つけてくれた薬草たちです。
すべてここにある。

オーストラリアの先住民の人達は色んな自然のご利益、知恵を代々受け継いでいったんですね。

痛みがあるときは、痛み止めになる草を揉み揉みしてぬる。
魚も川へ行って食べる分だけ釣って食べる。
マッドクラブという買うとけっこう高いカニもたくさんいます。
タンパク質には虫の幼虫だったり、卵を探したり。

この大自然派ある意味で大きなショッピングセンターなのかもしれません。

英語力は必要ない?

初めてこの土地に着いた時は、この右横にいる二人のお兄さんと私のたったの3人!!
まだお客さんが来る前の静かなシーズンで、お客さんが来る前にキャンプ地の準備をするためです。
日本人を見たこと無いって感じのお兄さんでした。
日本人のスタッフはとても珍しかったみたい。

私の英語力!
これはどうやって判断したらいいのか難しい所ですね。
この仕事も英語環境のボランティアで来ているので、わたしがどの位話せたのか?を説明します。

そうですね、中学校のレベルの文章が読める、書ける、でも喋ることが出来ない。
わたしの英語の発音は通じないことが多くて、伝えるときには単語のスペルを読み上げたり、紙に書いたり、ジェスチャー、顔の表情、なんでも使ってました。

私の英語力があるか?と言われれば無いでしょう! ( ̄▽ ̄;)
英語力は無かったけど、生活力はありました。
だから私みたく英語が喋れなくても友達が出来て楽しい生活を送ること出来るのです♪

アーネムランドに住むための条件は?

一番最初の写真にもありますが、ここはファーストネーション、オーストラリア先住民の土地です。
残念ながら、ここに外部の人が住むことはできません。
私は日本人なのに3か月もこの美しい土地に住んでました!その他にはどうしたらいい?

  • 私のようにアーネムランドに本拠地、許可があるツアー会社でボランティア/就業をする。
  • 観光客として滞在する。
  • 土地の所有者、ファーストネーションの人達。

このような条件でこのとっても美しい土地、オーストラリア、ノーザンテリトリー州のアーネムランドに滞在することができるんです。

この先もずっとこのオーストラリア先住民の歴史がたっぷり詰まった素敵な場所が、ずっと先住民の土地であることを心より願ってます。

アーネムランドのキャンプ場から車でダーウィンまで移動してみたよ!

ワニの置物と一緒に威年撮影
ガイドのグレッグと私はシュリ―をダーウィンまで送って、食料、必要材料をキャンプ地に届けるためにロードトリップ♬

グレッグが車の荷台を私が寝っ転がれるように改造してダーウィンまでのロードトリップをしてきました!
道はオフロードです。
ガタガタと振動が大きくあるので、マットレスを引いてなるべく居心地がいいようにしてくれました。もちろん違法です!
パトカーを見たら顔を下にして隠れるという戦法です!(笑)

キャンプ場からダーウィンまでは車でおよそ4時間のドライブです。
わたしのために道草を沢山したので、実際は5から6時間くらい。
大きなアリ塚があって写真を撮ったり、クロコダイルダンディーのバッファローがいるパブでビールとパイの朝ごはんを食べたり、楽しいロードトリップでした。

オーストラリア、アーネムランドのみどころ!

正直、これ!って1つだけお勧めするのは難しい!
その中で私がお勧めするのは。。。。

  • ロックアート、、、その絵からは物語があります。
    その絵からはその時代からこの考え方があったの?と考えさせられます。
    先住民のアーティストの魅力も壮大です。
    みんながみんなロックアートが書けるわけじゃないんです。
  • 自然、、、もう私はコンクリートジャングルに生まれて育ってきたので、こんなに何もない!ところに行ったところがありません。こんなに先の先まで見える、ずーっと先まで見えるっていう景色をみると心がスゥ――――っと溶けていくんです。
  • 野鳥たち、、、わたしが可愛いと思ったから!のみです。見てください、とっても美しい。
    鶴の舞みたく、鳥がダンスするところも見れました!
    とっても感動しました。

ロックアート

オーストラリアの先住民が描くロックアートには、そこに住んでいる地域によって描き方が違います。
ロックアートをみると、あーこれはココの地域だ!この書き方はあそこだ!と分かります。
ステキでしょう?
ここアーネムランドの方はレントゲン方式で描かれています。お魚のお腹の内臓、骨とかも描かれているようですよね?

アボリジニーアートの『X線』の伝統は、紀元前2000年頃に発展したとおかんがえられています。そして今日まで続いています。その名前が示すように、x線スタイルは内臓と骨の構造がハッキリと見える動物や人物を表しています。x線アートには、先祖代々の超自然的な存在の神聖な画像や、重要な食料減である魚や動物を描いた世俗的な作品が含まれています。多くの場合、絵画には地元の魚や狩猟動物の種が描かれています。x線アートの作成を通じて、アボリジニの画家は自然界は超自然界との継続的な関係を表現しています。

https://www.metmuseum.org/toah/hd/xray/hd_xray.htm

自然

初めてアーネムランドの川へ小さなボートに乗った初めての感想は、、、
ジャングル クルーズ? ディズニーランドのアトラクションの一つが頭によぎりました。(笑)
偽物のワニが飛び出したり、サルが走ってたり、好きなアトラクションの一つでしたが。
そういう人の手で作られた架空の場所しか想像出来なかったから、本物の本当の自然の場所に自分が来ていることが不思議でした。

こんなにカラフルなバッタさん。
何もしりませんでした。
マックスからもらった写真で、本当に目でしか堪能してないので、こんなに危険なバッタだったとは!!オーストラリア、甘く見てはいけませんね。

トウワタバッタは様々な色の種が存在するようだ。主食としている植物によって体色が変化すると言われているが詳しいことはまだわかっていない。食べている植物は毒性の強いもので、その毒は体内に蓄積され、恐怖を感じたり襲われた時に、胸部と後ろ足の付け根の間から猛毒を噴射するという。
https://karapaia.com/archives/52196949.html より引用。

野鳥たち

ジャビルー (Jabiru)
日本の鶴に似てませんか?わたしはやっぱり日本人。馴染みのあるものに興味を持ちました。とっても大きい鳥です。
日本の鶴と同じ大きさじゃないかな?

はっ!!わたし、鶴を動物園でしか見たことない!と気づいた私です。

ジャカーナ (Jakanas)
わたしの大好きなジャカーナと子供が蓮の葉っぱを渡り歩いています。初めてみたときは『かわいい♡』と一目惚れをしてしまい、名前を知りたくて一生懸命ガイドさんの声に耳を傾けてたのを覚えています。
とっても小さくて軽いので、葉っぱを渡り歩いているけど、葉っぱのない水面の上もササッと歩いちゃいます。

ワイルドライフ
こういう風景がしょっちゅう見れます。鳥の楽園なんじゃないかな、ここアーネムランドは。
運がよかったらじゃなくて、毎日こうなんです。
この事を知っていたのでしょう、鳥好きの観光客が多かったようにも思います。
わたしも鳥がスキになりました。

オーストラリア、アーネムランドの まとめ

ここアーネムランドの生活は不便でした、何もありあませんでした、とても初歩的な生活でした。
それでもアーネムランドの生活はとっても自由で素敵でした。

日本の人込みに揉まれて何で生活してるのか、生きてるのか、訳も考える時間も、自分の楽しみを考える時間もなくてちょっと鬱のようになった私にはとっても貴重な体験をすることが出来た場所でした。

ほんとに非日常な生活でした、でもここが本当の地球の姿なんだろうな。
日本という便利な仕組み、生活になれていた私には本当に不便だけど自由なここの生活。
とってもたくさんの広大な自然を持つオーストラリアを感じることが出来た場所でした。
もし、またこの場所にこれるなら、また行ってみたい!

持ってたら良いもの

  • バックパック
    わたしはワーキングホリデー中なので、すべての荷物といつも一緒というのが事実。
    どこへ行くにもスーツケースをひきずりまわさなくてはいけません。
    こういうアウトバックな場所だったらバックパックの方が動きやすいですね。 
  • ムヒ!虫よけ
    ここは熱帯の気候なので湿度が多く、蚊がたくさん!サンドフライという蚊よりも小さい虫もいて、これまた蚊よりも痒くなる!日本のものとは違って、オーストラリアの蚊に私の皮膚はひどく反応しました!赤く腫れあがるし、痒すぎるし、蚊に刺されやすい人は要注意です。
  • 常備薬
    わたしは一度だけ喉がすごく痛くて、声まで枯れたことがあります。
    強い塩水でうがいして治しましたが、病院はダーウィンまで行くしかないし、健康体な自分でよかったですが、常備薬は持っていたほうがいいですね。 
  • 十分な容量のあるカメラ
    たくさんのビデオ、写真を記録を撮ることが出来るデバイスと電池ですね。
  • 望遠鏡!
    もうこの景色は広大で美しい。野鳥もたくさんいるし、不思議な虫も、ワイルドアニマルも!
    彼らはとてもケアフルなので望遠鏡でそっと観察するのがいいですね。
  • 軽いスナック
    お店がないのでキャンプで出される食べ物しかありません。

私が滞在したアーネムランドのキャンプ場の連絡先(Davidson’s Arnhem Land Safari)

当時はウェブサイトがあったことも、このツアーの名前すら知りませんでしたが、
このブログを書きながら思い出が蘇ってきて検索したところ、、、、発見しました!
ちゃんと実在してたんですね、良かった(笑)。

Contact: (+61) 08 8927 5240; 
Website: www.arnhemland-safaris.com

もし私の体験ブログを読んでみて、興味があったら是非覗いてみてください!
わたしはハッキリ言って驚きました。

同じ場所なのにキャンプ場の建物が全然違うんですよ‼‼‼‼‼ Σ(・□・;)

今ではすごく豪華になっています。
エコロッジ(Eco Lodge)になっていて、まるでホテルのようですね!

まとめ

どうでしたか?
これがオーストラリア、アーネムランドで英語力ゼロの私が経験した内容です。
今思うのは、何も知らなかったから、何も考えていなかったから出来た経験だったと思います。    

いまの私がまたあの生活が出来るのか?
むずかしい選択ですね。お客として機会があったら是非行ってみたい!とは思います。

もっとガイドさんにイロイロ英語で聞いてみたい!
もっと自然の景色、野鳥、動物、壁画のことを詳しく知りたい!
今の豪華なキャンプ場も魅力的ですが、昔のただのテントが懐かしいです。

わたしの記憶をこのブログで残しておきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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